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ツクダオリジナルは本当に超エキサイティンなお方。

2009年について。

■ドルの切り下げと米国債のデフォルトがありうる。紙幣を刷るにせよ、国債を発行するにせよ、しかしもうファイナンスできないレベルなので、借金の踏み倒しがあることを考慮に入れる。でも、それをやって国を滅ぼすくらいなら、円との通貨統合を選ぶかな。

■景気は将来に対する気分の問題なので、企業の業績や国家の財政が改善する等、短期的でなく長期的に明るいニュースが人々の不安をやわらげないと、正の循環は始まらない。貨幣需要がないのに供給を増やしても効果はなく、要は投資機会の不足なのであるからして、政府は日銀の批判をしている暇があったら、新規の産業を興してほしい。短期的なコンクリートのぶち込みではなくて、電波オークションとか、風力発電の振興とか、長期的なもの。

■国の財政についてまずやらなきゃいけないのは、特別会計と公務員給与に係る歳出削減であり増税でない。いすにふんぞり返って、最低単位が億で書かれた官僚提出のペーパーみてたって、何もわかんないって。地べた這いずり回って砂金かき集めてきて、満身創痍になりながら埋蔵金ふんだくってきて、ボロボロになったうえで「すいません、それでも金がないんです」ならわかるけど、いまの状況はマジで勘弁してほしい。歳出削減を実行するためには、政治家のスキルアップと役人の粛清が必要であり、現在の与党と行政のズブズブな関係を是正するためには、政権の交代が必要です。

■少子化の理由はハッキリしていて、「お金がないので子どもを生めません」、これ以外にはないよ。

■今後は「ふるさと」の概念が重要性を増す。私たちは何を目指して日々を生きるのか、マーケティングに翻弄されて大事なものをなくしていないか等について、人々が気づき始める一年になると思う。

■世界的には「環境」の概念が重要性を増す。以降の国家は、観念(ideology)でなく正統性(legitimacy)に依拠して存在する。つまり、世界全体に貢献しうると認められる国家のみが存在を許される。いまのところ、その正当性の筆頭が環境技術である。

 

以下、2008年初に友人宛に送ったものの添削。

■サブプライムだけど、「価値があるかないか分からないものには価値がない」。糸を束ねて輪切りにするような商品について、そのなかの一枚をみて評価額を出せる人はどこにもいない。住宅ローン以外にも同じような商品はいくらでもあるし、これから日本でも形を変えて似たような問題はどんどん出てくる。会社的にも個人的にも、変な商品を買わないように気をつけるべし。

→投資家たちのリスク回避行動、それにともなうサブプライムローンほか各種アセットの価格下落、流動性低下、信用収縮、とどめがCDSの圧力だった。発行残高40~60兆ドル(ただし詳細不明)とかどうするのよ。金融工学を駆使した精密機器のような商品は、一定の温度帯では無類のパフォーマンスを誇ったが、実際はそこを少しでも外れると、途端に停止してしまう脆弱性をはらんでいた。

■今後、パチスロとサラ金(クレジット)は相当ヤバイ。具体的には、世論と法改正リスク。

→パチスロと街金のセットは逆風の真っ只中。でも、勤勉な日本人が増えるのはいい傾向。あと、タバコに関する商売も、これからは全部ダメだね。

■いまの原油価格は妥当だと思う。25ドルの時代から生産量を増やせず需要が2倍なら50ドルが適正価格で、将来の不足は確定的だから先買いで25、上がるのが分かっているなら投機で25、あわせて100ドルと、これはもう下がらない。いろいろな原価について下がるのを待たず、現状に適応する方法を考えるのが正しい。

→世界経済の規模が縮小して需要が減退、ファンドへの投機的な資金流入も途絶えて原油価格は下落した。産油国は減産を試みるが、すでに損益分岐点を下回っている国や、バブルがはじけている国(ドバイとかロシア)があり、抜け駆けが合理的行動になるから、減産は果たされない。なので、向こう一年は、実需と備蓄を反映した50ドル前後で横ばいに推移すると思う。産油国の独自通貨構想が、やがて現実味を帯びてくる流れ。

■素人目にみても中国はバブルで、万博後、早ければ五輪後にキッチリはじける。しょせんババヌキなので、夢から覚めれば換金争い。

→2008年の上海総合指数は予想通りの展開だった。いまの共産党は日本でいえば経団連みたいなものになっていて、上層部のキャピタルフライトがすさまじい。

■いくら借金をしようとも会社は倒産しない、倒産するのは現金がなくなったときだ。

→現金最強。周回遅れといわれていた内部留保重視の日本型経営が、いまでは逆に先頭を走っている。

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